パーソナルトレーナーとしてたくさんの方たちの身体のケアからトレーニングまで携わっていますが、実はスポーツには詳しくなくて、幼いころから運動はあまり得意ではありませんでした。
小学生の頃の持久走大会などは憂鬱で憂鬱で仕方なく、学校を休みたいと親に言いました。中学校の部活も、昔は毎日ありましたし、運動部が主だった時代、ある意味強制的に運動部に誘導されつつありましたが、選んだ部活は武道でした。とは言え筋トレの毎日、先輩のいびり(笑) 高校生や大人になったら絶対に運動なんかしない!!!と心に誓ったのでした。
今は小学生のジュニアアスリートたちのトレーニングも担当していますが、身体に関しては偉そうなことを言えますが、やりたくない気持ちもよくわかる。
でも高みを目指すためにはそんなこと言ってられないし、本人たちもよくわかっています。それでもやはりフィジカルには限界があります。その境を見落とすとメンタルもやられてしまい、大きな故障に繋がります。
その見極めは私の役目でもあります。子どもたちとコミュニケーションを取りながら小さなサインも見逃さず、お家の方と相談しながらトレーニングを進めます。
私はスポーツの技術をあげることはできません。でも技術を習得するキャパシティーを作ることはできます。
長く競技を続けることが出来れば、必ず目標達成もなせるはずです。
しなくてもいい怪我や故障を回避し、より自分の中の高みを目指せるようにサポートしています。
スポーツ選手に限らず子どもの将来の体のために運動やトレーニングは絶対に必要だし、親ができる子どものための将来への投資だと私は思います。
スポーツ選手ではありませんでしたが、我が息子にも同じ考えで教育し接してもきました。
息子は自分で自分の道を切り開ける力を持っていると私は信じています。