ダンスのスキルを上げていくために必要なものにバレエのお稽古があります。ヒップホップダンスでもスキルアップのために、生徒にバレエのレッスンを受けさせる先生もいますね。
幼い頃からバレエを習っている人たちは、それに対応したからだになっています。日常生活とはかけ離れた、技術や表現といった特殊な身体です。しかしそんな美しく華麗な姿はそう簡単には作れません。
でもそれを知っているのと知らないのとでは、ダンスというカテゴリーに身を置いている表現者たちのスキルには大きな差が出てきます。チアダンス・新体操・フィギュアスケート・日舞等々・・・
私は大人になってからクラシックバレエ・モダンバレエを始めたので、からだが全然言うことをききませんでした。先生のおっしゃることが理解はできても、それをからだで示すことはできなかったうえ、理想ばかりが高かったので、どうしたら先生の言ったことが表現できるんだろう・・・と、とにかく悩み勉強しました。
おかげで理屈で納得・理解できるようになり、自分のからだでできることの限界をしりました。
どんなダンスやスポーツ、からだで表現するもの全てのものに、想像力やイメージできる能力が必要です。
私がダンスレッスやトレーニングで大切にしていることは、イメージしてもらうこと。脳で理解できると、必ずからだに伝わります。
自分自身のレベルや表現について決して天井を作ってはダメですよ。