例えばバスケットボールが上達したいのであれば、バスケットボールの指導者に教えてもらうのが一番です。
でも、誰でもなんにでも行き詰る時が必ずあります。技術というのは、取得できるキャパシティーがあればこそ、次の段階に行けるのだと思います。
私が子どもたちのスポーツに関してトレーニングを行う意味は、もちろん競技のレベルアップもありますが、好きなこと・打ち込めることを長く続けてほしいからです。怪我をして身体に負担をかけてほしくないし、そのせいで悔しい思いもしてほしくない。なるべく大きな怪我無く、好きなことを続けてもらいたい。そのための身体づくりをしたいと・・子どもたちのトレーニング指導をしています。
子どもの時に経験したことは大人になってからも大きな財産になります。私はこれを将来への投資だと思っています。
プロの選手が言う「トレーニング」とは、決してキツものばかりではありません。自分の身体を知り、コンディションを整え、常にいい状態でパフォーマンスができること、そのための管理がしっかりできているからこそプロフェッショナルなのです。
それはスポーツ選手だけでなく、生きていくうえで、誰もが持っていたい意識であり、必要なものです。